Obelix Trophy Race Report 4月29日
W.4月29日パリから美しい港町
BENODETへ
8時30分のTGVで、モンパルナス駅を出発。
ボーイに駅まで5分ぐらいの距離をトランク4個運んでもらう。2ユーロのチップを用意していたが、手ぶらで駅までいけ楽チンだったので10ユーロチップを渡す。4時間30分で、終点のカンペールに到着
激しい雨の中、先発隊の原さんが、レンタカーのルノーで迎えに来てくれていた。
30分で、BENODET(ベノデ)に到着
さっそくマリーナに係留されたMPROJECTを見に行く。
大型艇バースに濃紺のハルが浮かんでいる。美しい姿に感激する。フランス人たちも次々見学に来て綺麗な船だと言っている。
ノルマンデー地方のこのハーバーに日本のヨットが来たのは初めてのようで、かなり噂になって皆が見に来ている。
ベノデのマリーナは、ゆうに500艇はヨットが係留されている。
こんなマリーナが、近郊にいくつもあるようだ。車で海岸通を走っていてもマストが林立しているのをよく目にする。
ベノデは、保養地としてフランス国内で有名なところで、海草を使ったタラソテラピーが有名で町のホームページにも最初に紹介されている。
また、ここは海岸線がとても美しいところでマリーナ界隈の海沿いには石造りの別荘が並んで建っている。古い石造りの家々は、周りの風景に調和して本当に美しい。さっさと引退してこのあたりに別荘を持つのが、ヨットマンの密かな夢だそうだが、売り物件がない上に高すぎて手が出ないそうだ。
セイルメーカーのフィリップは、ベノデからは、遠いけどブリュターニュ地方の海岸線に奥さんの希望で120坪ほどの土地を購入して家を建てたそうだが、2000万位といっていたので、日本の感じからすると随分安いようにも思う。しかし、社員30人くらいの会社のナンバー2で、給料が20数万円くらいだそうだ。一般の従業員となると14、5万がいいとこらしい。
さすがに食材などは安く大きなフランスパンが100円で、ワインもスーパーで1本300円から500円が普通で、6本入りの箱を数箱まとめ買いしているのをよく見かけた。チーズやハム、ソーセージも300円位で日々の食い物は安い、それにとても美味い。
ベノデでは、MPROに5泊した間、毎朝、ティーバック紅茶とフランスパンに熟成したカマンベールチーズ(ギャレーに置きっぱなしなので熟成しっぱなし)をぬって食べたけど、朝食は1食100円位で美味しく食べれる。フランスパンは、4月25日の回航初日に買ったパンで包丁で切るのも苦労するような硬くなったパンだったけどそれでも充分美味かった。
マリーナのカフェで、カフェオーレにフランスパンのバイキング式朝食だと500円になってしまう。
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